度重なる日程変更もポジティブに。ゲストに感謝を伝えたい思いを貫き迎えた結婚式

2022.02.21

2021年7月に「RESTAURANT LUKE」で結婚式を挙げられた亮さん・満里奈さん。この日までにコロナ禍で3度の日程変更を余儀なくされていました。結婚式当日は披露宴と二次会の開催も。開催まで至った時の思い、この期間に感じられていたことや、実際に結婚式を開催された今のお気持ちを伺いました。

Q:結婚式で大事にされたことはどんなことでしょうか
満里奈さん「一番は自分たちらしさを出しつつ、ゲストと一緒にいかに楽しい時間を過ごせるかということを一番大事にしていました。プランナーさんにも何回も相談に乗ってもらいました。
亮さん「僕も自分たちだけじゃなくて、来ていただく人皆で楽しめるってことを一番大事にしたかったので、自分たちだけで満足して終わらないように、皆と一緒にできることを考えるようにしていました」

Q:結婚式で特にこの演出はよかったと思うことをおしえてください
満里奈さん「私が一番よかったと思ったのは、プランナーさんと考えに考え抜いたダーズンローズセレモニーです。ルークのテラス人前式の中で行いました。当日すごく晴れて、晴れ過ぎてめちゃくちゃ暑かったんですけど(笑)、ゲストから12人をサプライズで指名して出て来てもらって、一人ずつにわたしたち夫婦の誓いの言葉を言いながらバラを渡してもらうという形でやりました。大事な人たちと一緒に誓うという、そういう作り上げる感じがすごくよかったのと、私の友人がバラを渡してくれる時に感極まって涙ぐむ姿を見て、私もすごく泣きそうになっちゃって。改めて結婚式をやってよかったなと思いました。ゲストからも初めての体験だったと好評で、ダーズンローズセレモニーはとても思い出深いです」

Q:おふたりが準備されるアイテムの中でここは特にこだわったというものはありますか?
亮さん「やっぱりムービーかな?」
満里奈さん「そうだね。オープニングムービーと、プロフィールムービーはどちらも自分たちで手作りしました。オープニングムービーはJTのCMを真似て作ったんですけど、それも自分たちが住んでいる町で実際に撮影して製作しました。
あとプロフィールムービーは私がずっとやりたかったことがあって…それが実現できました。私はどうしても昔の映像を入れたくて。動きのある映像だと一瞬で当時の記憶が蘇るところがあるので、私と彼二人でそれぞれの実家で昔の動画を漁って、VHSをDVDに焼いて、取り込んで、昔の映像をプロフィールムービーに入れるっていうこだわりを入れました。小・中・高の各時代の動画があったので、それぞれの時代の友達も映っていたりして。皆懐かしがってくれて、入れてよかったなとすごく思いました」
亮さん「ムービーは彼女のお父さんがすごく喜んでいました。彼女がいない時に『まさか自分が撮ったものがこういう形で見てもらえるなんて』と嬉しそうに話していました」

準備と工夫でコロナ禍でも結婚式は十分に楽しめる

Q:コロナ禍での開催ということでグッズやアイテムでこだわったことはありましたか?
満里奈さん「今回、感染状況によって、出欠が分からなかったので、席次表は作りませんでした。その代わりにプロフィールブックを作りました。二人の中学校からの思い出もあるし、ゲストの皆との写真も入れたいなと思って。ゼロから作って、こだわったアイテムのひとつです」

Q:ゲストへの安心感につながる配慮や工夫をおきかせください
満里奈さん「ルークが感染状況に合わせて対策を逐一教えてくれましたね。スタッフのマスク着用などの基本的なフォーマットはサイトに掲載していただいていたので、ゲストに事前連絡する時もサイトの内容をまとめて連絡しました。もう感染対策の部分はルークにおんぶに抱っこな感じでした(笑)。
あとは、席札をアルコールボトルにしたのですが、デザインは化粧水のSHIRO風にして、そこに一人ひとりの名前のシールを作って貼りました。中身は低刺激のアルコールにしていたからか、結婚式後も使ってくれる友人もいてすごく好評でした」

Q:おふたりは二次会も開催されたとのことですが、開催決定に至るまでに懸念事項などありましたか?
満里奈さん「共通の友人が多かったこともあって、披露宴に全員を招待できず、披露宴と二次会で招待する人を分けた二部制を予定していたので、二次会だけ中止にするのは最初から考えてなかったです。
また、コロナ禍でアルコールが提供できないと言われた時は結構ショックを受けました(笑)私たち夫婦も友達もお酒を飲むのが大好きなので、アルコールがない披露宴なんて信じられない、ましてや二次会でアルコールがないなんて!ってものすごくがっかりしたんです。
友達は『当日はノンアルで酔うわ!』みたいな感じで逆の意味で意気込んでくれていたんですけど、当日はスタッフの方がノンアルコールドリンクの種類をかなり用意してくださっていて。終わった後、アルコールはなくてもドリンクの種類が豊富ですごくよかったと言われました。アルコールに我々は縛られていたんですけど、思ったよりもそこまで気にすることはなかったなと思いました」

度重なる日程変更もプレ花嫁・花婿を楽しむモチベーションで充実した期間に

Q:日程変更を3回されています。日程変更が重なる上での心境をお聞かせいただけますか?
満里奈さん「日程変更をゲストに連絡する時には一人一人に連絡をしました。申し訳ない気持ちだったのですが、実際に連絡してみたらゲストの皆から『日程変更に関しては私たちは問題ないし、むしろよく決めてくれたよ、私たちのことを気遣ってくれてありがとう』って感謝の気持ちも伝えてくれました。
結婚式延期を決めてからは悩んでも仕方がないので、逆に準備期間が長くなったと思って準備を頑張ろうと。せっかくのプレ花嫁・花婿の期間を楽しもう!と思いました。それと結婚式までの自由に時間を使える間にたくさん思い出を作ろうと楽しむようにしました。
もともと結婚式を挙げる予定だった日は、自分たちを甘やかしてちょっと高いフレンチレストランに行って、「今日結婚式の予定だったね」というのを結果3回やって(笑)むしろ3回も豪華なディナーを楽しめちゃった、みたいな感じでかなりポジティブにいましたね」

Q:その間、前向きな気持ちは変わらず維持できたのですか?
満里奈さん「はい。徐々に、次何しようみたいな感じになって、家でケーキを買ってケーキ入刀の練習をしてみたり。次は何しよう?と、楽しんでいましたね」

Q:この期間におふたりは前撮りもたくさんされたのですよね。
満里奈さん「前撮りを4回やったのと、東京駅のナイトウエディングと和装と、あと中学校でのセルフ前撮りと、7回ですかね(笑)
長かった延期期間がすごく楽しい思い出になったっていうのは、前撮りで楽しい記憶が刻まれていく、残せたというのがかなり大きいんじゃないかなと思います。プロのスタジオ撮影も行いましたし、あとは妹にカメラマンをしてもらってみんなでわいわいと楽しく前撮りしていました」

Q:亮さんは新郎体験を何度もされましたね。感想はいかがでしたか?
亮さん「正直特殊な体験というか、でもすごく、やる度に彼女が楽しそうだなって隣で見ていて、自分もやっていくうちに『こういう感じか』というのが分かってきたので、最後の方はすごく楽しかったです。いい思い出だなと。やってよかったなと思いました」

結婚式を挙げたからこそ得られた「責任感」

Q:結婚式を終えてご家族の皆様はどんな感想を仰っているのですか?
満里奈さん「彼のおばあちゃんがすごく喜んでくれました。結婚式の前からおばあちゃんがすごく『来たい』って言ってくれていたので。おばあちゃん家に帰る度に結婚式の話をして。親族みんなもよかったと言ってくれています。親世代は久しぶりの結婚式参列で、昔の結婚式では考えられないことがたくさんあったみたいで、びっくりしていました」

Q:おふたりは結婚式を挙げたことによりなにか考え方に変化がありましたか?
満里奈さん「中学から一緒で、どことなくずっと恋人感があったんですけど、改めて結婚式を挙げたことによって、責任感というか、家と家の繋がりを感じました。私たち二人だけの問題じゃないなっていう風に考えるようになって、こんな状況でも来てくれたっていうゲストのことを考えると、これからも大事にしていきたいなと思うようになりました」

Q:これから結婚式を挙げる皆さんへのアドバイスをお願いします
満里奈さん「一生に一度の結婚式で、挙げた人皆が『やってよかった』と言うのは間違いないことだと思います。私もそうでした。
最初に“何で私たち結婚式挙げたいんだっけ?”というところだけは、二人で話し合うのがすごく大事だなと思っています。私たちは“ゲストに感謝の気持ちを伝えたい”というのを最初に決めていたことによって、延期してモチベーションが下がって、結婚式やんなくてもいいかなーってなったとしても、でもゲストに感謝を伝えたいっていう思いがあったからこそ立ち戻れたと思います。軸を決めておくことでぶれない、夫婦もぶつかならいので、そういうのは大事だなと思いました。
あとは、今はSNSで何でも情報が集まる時代だと思うので、私はSNSで色んな花嫁さんと繋がって励まし合ってきました。情報収集しつつ、周りとの繋がりを大切にしたことで、後悔のない結婚式ができたと思います。
自分たちのご機嫌を取れるのは自分たちだけなので、延期する、決行するって決めたら後は楽しむしかないので、なるべくポジティブに楽しく準備して最高の一日を迎えられるカップルが増えるといいなと思います」
亮さん「コロナ渦でこれからも続くと思うんですけど、終わってみると、コロナ渦だからこそ新しい発見、それこそムービーだったりとか、今回作ったアルコールボトルもそうだと思うんですけど、コロナ渦だからできた新しい発見というのは、こういう状況でなければ二人で話し合うこともなかっただろうし、思いつくこともなかったなと思っていて、これからやる人たちも、こういう環境だからこそ何ができるかなってプランナーさんとかと話あっていけば、すごく素敵な式になるかと思います」

~編集後記~

亮さん、満里奈さんは2022年1月に「RESTAURANT LUKE with SKY LOUNGE 公式アンバサダー」にご就任いただきました。
インスタグラム#pdp_weddingからぜひチェックしてください! 

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