多くの男性が花で気持ちを伝える世界を夢見て…。 “Mr.花贈り”の誕生まで

2022.05.09

サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター

男知合 香澄

花を通して、大切な人へ気持ちを伝え、思いを結ぶサービスを提供する
「サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター」。
サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーターの感動エピソードをご紹介いたします。

フミヒデさんと奥様のフミさんとは、結婚式の装花を担当させていただいたご縁でそれ以降もお付き合いが続いています。フミヒデさんは以前からもよくお花をフミさんにプレゼントされていました。フミさんはお花をもらいなれている、そんな印象のおふたりでした。

そんなおふたりから、結婚1周年のお花のご依頼をいただきました。
その時、ただ単にお花をプレゼントするのではなく、花に特別な気持ちを込めて贈ることを提案しました。
おふたりへの提案は、コロナの影響があり延期した結婚式がやっとできた、という希望を「Spring has come」というテーマにした花束。その想いはフミさんに伝わりとても喜んでくださいました。

今までの「フミヒデさんがいいなと思ったお花のプレゼント」から、「花に想いをこめる」、そういったことがこんなに喜んでもらえることだと気づいていただくことに成功しました。

記憶の琴線を刺激するフラワーアレンジを

3回目のご利用はフミさんのお誕生日のお花のご注文でした。結婚式でテーマに沿ったフラワーアレンジで空間をデコレートする楽しさ、結婚1周年の花束で花に込めた想いが伝わる喜びを感じていただいたフミヒデさんへの提案は、フミさんの記憶の琴線を刺激してこれから築く家族を想像していただくアレンジメントを作り上げることでした。

フミヒデさんとフミさんの共通の思い出は「クリスマス」。おふたりは、はじめて本物のモミの木のクリスマスツリーをふたりで見て感動した記憶がありました。モミの香りも印象的だったそうです。そして、プロポーズもクリスマスツリーの前で…。クリスマスは二人にとって大切な記憶でした。

そこでお誕生日にはクリスマスをモチーフにした花束をご提案しました。そこにはある仕掛けが・・・。花束はいつかなくなってしまいますが、家族として未来につづくおふたりの為にお手元にクリスマスリースが残るようなデザインにしました。

ポイントになるキーフラワーは「コニファーブルーアイズ」を選びました。モミの中で香りが最も高く、思い出のツリーが近くにあるかのように香りで記憶をよみがえらせてくれます。
そして、リースを指輪に、花を薬指に見立て、指輪をはめる動作をイメージしたアレンジに。リースを花束にからめることで、プロポーズのイメージも込めました。

そして、花贈りが続くキッカケを創る

さいごの仕掛けはこのリースをつかって、来年以降も毎年おふたりで楽しんでいただく提案です。
リースは普段もインテリアとして飾っていただけるデザイン。このリースはふたりの思い出や体験の記憶を次々に新しく飾っていただけるように仕掛けています。毎年フミヒデさんが想いをカタチにした花を贈る “Mr.花贈り”になっていただくキッカケを創ることで、このご夫婦の人生がより豊かになるお手伝いをしていきたいと思っています。

記憶や思い出は目に見えないものですが、花に込めて表現できる。そんな花の力をたくさんの方にお伝えし、今後も “Mr.花贈り”を世界に増やしていきたいと思います。

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