ここでしか描けない「第7回感動商品開発プロジェクト」サクセスストーリー

2024.06.24

第7回感動商品開発プロジェクト

結婚式を深く知るウェディングプランナーであるわたしたちだからこそ見える視点や気づきを活かし、PDP だけのオリジナル演出商品を開発する社内公募制のプロジェクト「感動商品開発プロジェクト」。2015 年からスタートし、毎年実施されているプロジェクトですが、2023 年にそのプロセスを見直しリニューアル。
本年度は「お客様ごとの“らしさ” が叶う、ゲスト参加型のテーブルラウンド演出」という公募テーマを設定し、ウェディングプランナー職に限らず、全社員を対象に開発メンバーを募集。
新たにブランド化し動き出した本プロジェクトについて、事業MB室(ウェディング)商品企画チーム、プロジェクト担当の佐谷千慧さんにお話しを伺いました。

【 開発商品:todoku 】
ゲストおひとり様ごとに思いを込めたメッセージを世界にひとつのフォトブーケにしてテーブルラウンドの演出に華を添えます。同じフォトカードにはゲストからのアンサーメッセージを記入していただき、送賓時に新郎新婦へお渡し。ゲストひとりひとりとの想い出を振り返り、結婚式当日までも想いに浸る。ゲストの喜ぶ表情や言葉が、かけがえのないキオクを創り出します。

このプロジェクトは、毎年公募で商品案を募集し、厳正な審査を通過したメンバーが実際に商品開発から販促までを担当します。今までは、一番近くでお客様のお手伝いをするプランナーが、お客様にとって「こんな商品があったらいいな」と思う商品を開発していました。
しかし、このプロジェクトでできた商品を振り返ったときに、果たしてお客様が本当に求めている商品なのか、プランナーたちは自信をもって薦められているのか、という課題を挙げ、2点見直すことになりました。

1つ目は、お客様が本質的に欲しいと思う商品を開発するため、外部メディアを使用し約3カ月間かけて徹底的に課題を分析しました。その後、プランナーや施行済みのお客様へのヒアリングを行い、公募テーマを設定したことが大きく変えたことです。
2つ目の既存商品については、お客様に提案するプランナー自身が商品の魅力を再認識した上で提案してもらうため、商品をより身近に、そして、魅力が伝わるよう、新たなブランドとしてのリニューアルを行いました。感動的な結婚式を創り出すきっかけとして存在したい、そんな思いからブランド名は「KANDOU more(感動モア)」と名付け、改めてPDPオリジナル商品の魅力を再発信いたします。

△「感動商品開発プロジェクト」担当/事業MB室(ウェディング)商品企画チーム 佐谷千慧さん

△チームごとに行われた開発商品プレゼンの様子(左) / 開発商品「todoku」イメージ写真(右)

初導入のバディ制で支えあった開発期間

私自身プランナー時代に本プロジェクトに参加し、商品が世に出る喜びを感じていたので、多くの人に参加いただきたいと思っていました。そのために、今年から公募ポスターを作成したり、過去のプロジェクト参加メンバーやゼネラルマネージャーのみなさまにもご協力いただいたり、社内SNSでメンバー募集の呼びかけをすることで、多くの方に周知される工夫をしました。
結果として、レストランや本社などウェディング以外のメンバーも含め、多くのメンバーがエントリーしてくれました。

本年のプロジェクトでは本格的に『バディ制』を導入し、商品企画チームメンバーも参加しました。もちろん今までも、サポートの立場として関わっていましたが、今回は公募メンバーとともにチームを組むことで、商品企画チームとしてだけでなく、開発メンバーとしても、それぞれが今までとは違った責任感をもちながら携わりました。
チーム編成は、公募メンバー2名+商品企画チームメンバー2名の計4名体制です。商品開発をするうえで、チームメンバーとして同じ苦しみを分かち合うことで、よりこのプロジェクトの大変さや商品が誕生した時の喜びを改めて実感することができ、商品企画チームとしてもステップアップできたと感じています。

メンバーが心待ちにするプロジェクトになることを目指して

まずは、4月から販売されましたが、この商品を、たくさんのお客様にご利用いただきたいと思いますし、このプロジェクトに参加してくれたメンバーが、「お客様から喜ばれる商品を自分が作った!」と誇りに思ってほしいです。
そして、新たなブランドとして生まれ変わる商品の魅力をしっかりと伝えていき、「今年もこのプロジェクトが始まった、私もはやくエントリーしたい!」と多くのメンバーに思われるような、PDPの看板プロジェクトにしていきたいです。

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