森谷:人財開発室のメンバーは、私含めマネージャーが全員ママズ制度を利用しているので、時短勤務で退勤したあとは、メンバー対応してくれていて、サポートしてくれるメンバーには本当に頭が上がりません。
須藤:私はパティシエとして働いているのですが、キッチン職だとなかなかママズ制度のような時間帯で働ける会社は少ないので、とても助かりますね。
川井:育休中自宅にいる時間が長くなると、PDPはどんどん進んでいくなか、自分だけ取り残されていると感じてしまうことがあって。そんなときに、ママズ向けに届くメールや社内の共有がうれしかったですね。ひとりじゃないのだと感じることができました。復帰してからは、みなさんと同じように、周りのメンバーが理解してくれていて、「川井さん5時だよ!」と帰りやすい環境を作ってくれるのがありがたくて、本当にPDPらしさを感じます。
須藤:私も育休でいうと、ママ・ロング制度で2人目は2年取得しました。1人目は感じなかったのですが、2回目の育休明けはなかなか感覚が戻らず、一時は退職も考えましたが、上長が休みの調整など、配慮してくれたおかげで、気持ちも体力も落ち着いて、徐々にペースを取り戻すことができて今があります。
望月:私は、PDPを退職したのちに出産しママになったのですが、カムバックでお声掛けいただき復職しました。以前と違い時短での勤務になったにも関わらず「ぜひ戻ってきてください」と言ってもらえる企業ってなかなかないんじゃないかなといます。ウェディングでも、それ以外の職種でも、戻ってきて!とおっしゃっていただき『ひとりの社会人』として必要だと求められている気がして、とても嬉しかったです。
森谷:私がびっくりしたのは、育休期間があるとエバンジェリスト(10年目を迎える社員を讃える総称)になるタイミングが同期より遅くなると思っていたのですが、2人目の育休期間中にエバンジェリストのお知らせが入り、同期と一緒にエバンジェリストを迎えることができました。
川井:そうなんですね!すごい!
森谷:たしかに、育休後ってマミートラック(産休や育休から復帰したママが自身の意思に反して、いわゆる出世コースから外れてしまうことを指す言葉)に陥ってしまうこともあると思うのですが、PDPは産休・育休期間もキャリアを隔てることなく、ひとつの経験としてポジティブに考えてくれていると、とても思いましたね。
トップ写真△左から 川井幸代/森谷奈津子/望月麻美/須藤晴香
企業の持続的成長のために、女性の活躍は重要なファクターと考えています。キャリアや経験を積んできた女性たちが、安心して活躍し続けられるように、PDP では様々な取り組みを行い、働くママを応援しています。社歴や境遇、働く職種など幅広く活躍するママたちに、「ママズとしてPDP で働く」ことについて、トークを繰り広げていただきました。
△パティシエ・須藤さんが作ったデザートを食べながら対談を楽しむ様子
『ママ』ではなくひとりの『社会人』として挑戦できることがやりがい
須藤:私の場合はランチの時間帯が終わったら退勤という、限られた時間の中でも商品開発にも携わらせてもらっているのでやりがいを感じます。先日開催された「レスト
ラングランプリ‼」では周りのみなさんのご協力もあり、ファイナリストに選出いただきました。試作する時間を作ってくれたり、営業を抜けてペアの井上さんと練習したりと、とてもありがたかったです。
森谷:私もグランプリ‼の運営メンバーとして携わったのですが、須藤さん準備絶対大変でしたよね?お忙しいなか、挑戦されていて、とても感動しました!
川井:私は、お客様と関わることはもちろんですが、新しいメンバーも増えてきたので、若手の成長が自分のやりがいにつながっています。あとは、お客様からのリクエストもあり7年ぶりに施行を担当させていただいたのですが、やっぱり結婚式っていいなと改めて感じました。
望月:私も川井さんと似ていて、以前はウェディングセールスを担当していたのですが、その当時は、成約=数字として思っていました。しかし、自分が結婚・出産を経験してライフステージが変化したことで、結婚式の会場に選んでもらえることってすごいことだし、そのお手伝いができるってとても素敵な仕事だなと思いました。レストランのサービスでも、お子さまが来店されるとママ目線でのサービスができるようになるなど視野が広がりましたね。
ひとりの社員として、背中を見せていく
森谷:これから自分が働いていくなかで、いつかこどもが大きくなって進路を悩んだときに、私たち親の背中を見て『自分の好きなことを仕事にできるって幸せなことなんだ』という思考をもち、自分で決断してくれるようになったら、私が働き続ける意味につながるっていくのではないかと思っています。個人としては、サービス業がすごく好きで、PDPの6つの事業ってどれも世の中になくてはならない事業だと思うので、PDPのビジョンと理念を信じ突き進んでいけるように、人財開発室としての役割を全うしていきたいです。
須藤:私は、キッチン職でママズのメンバーが少ないので、結婚、出産してもママズでこういう働き方もできるんだよ、というモデルケースになって、同じ道を歩む後輩が増えたらいいなと思います。
川井:須藤さんのお話を聞いて、まさに私も一緒だなと思ったのですが、ウェディングで復帰しても退職してしまうメンバーもたくさん見てきたので…ママズとして復帰し、両立できる環境があるということが伝わっていき、ママズ制度を活用するメンバーがふえて
いったら嬉しいですね。そうなれば、これから新しく加わるメンバーも安心して結婚・出産ができると思うので、『背中を見せる』という意味でも、この環境で続けていきたいなと思っています。
望月:私は、私だからこそできることで周囲をサポートしていけたらいいなと思います。ウェディングメンバーだった頃、忙しくて手が回らないときに、これやってくれたらいいな、と思うことが多々あったんです。今は、ママズの勤務時間の都合上、メンバーが出社前に準備をして、ランチ終わりでみんなが休憩している時間まで勤務することが多いからこそ、メンバーのみんながより働きやすくなるように、いち早く気付き行動できる人になりたいというのが、目標です。
森谷:今日みなさんとお話をしていて、ウェディング事業がある企業だからこそ、「結婚や出産=おめでたいこと」という思いを大切に、環境を整えていけるように、人財開発室としても頑張りたいな、と思いました!
▽対談メンバー
▪川井 幸代<THE Tender HOUSE WEDDING・ウェディング>
2011 年ユースとして入社後、正社員へステップアップ。ウェディングを3会場経て、2021 年、産休・育休取得。2023 年育休復帰。
▪森谷 奈津子<人財開発室・ユニットマネージャー>
2012 年新卒入社。ウェディングやコンサルティング部署を経て2017 年、及び2022 年、2度の産休・育休を経験し、人財開発室ユニットマネージャーに着任。
▪望月 麻美<Los Angeles balcony Terrace Restaurant & Moon Barダイニング・ダイニングプランナー>
2016 年新卒入社。ウェディングやコンサルティング部署を経験。2020 年、退職。出産を経て、2023 年、ママ・カムバック制度を利用し再入社。
▪須藤 晴香<RESTAURANT LUKE with SKY LOUNGE・パティシエ>
2013 年入社。2店舗を経験し、2017 年、及び2020 年に産休・育休取得。ママ・ロング制度を利用し2022 年復帰。現在は自身3店舗目となる店舗で活躍中。
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