VALUE CREATION 02 付加価値を通した豊さを
得られるコトヅクリ

レストランを通して、お客様と創る未来 食を通して心の豊かさを生む
「レストラン」という概念を超える空間に

お客様の目の前に提供されるお料理の数々には、その土地で作られた生産者の思いや、貴重な資源、命をいただくという様々なプロセスを経て届けられます。資源を大切にし、フードロス・食品ロスを可能な限り生まないこと。生産者の思いを、お料理を通してお客様へ伝えること。食への興味を育み、学びとなる機会を提供すること。レストランという場所が、”美味しい”だけでなく様々な気付きを得られる場所になれるよう取り組んでいます。

CASE STUDY 01 レストランにおける
食品ロスの取組み

日本における食品ロスの現状

農林水産省の調査によると、日本では年間2531万トンの食品廃棄物等が出されており、そのうちまだ食べられるのに廃棄される食品はおよそ600万トンと言われています。
わたしたちのレストランでも朝食・ランチブッフェを提供しています。大皿やプレートに料理をたっぷりと盛り、お客様が自由に好きなだけ食べることができる人気のスタイルですが、それ故に「終了時間が近づいていても補充をしなければならない」「お客様によっては盛り付けてみたが、すべて食べきれなかった」という食品ロスが発生していました。

フードロス削減に向けての
2つの取組み

1. 食べ残しを防ぐご案内プレートの掲示
ブッフェ台のお客様が見える位置に「フードロスに関する啓蒙を行うプレート」を設置。お客様が料理を取る時に過剰に盛らないよう、意識が向くようにしています。

2. 余った食材・料理を弁当として販売
食品ロスを解消するための専用のアプリ「TABETTE」に登録を行い、ブッフェによって生じたロスをお弁当として販売しています。「まだ安全に食べられるのに、捨てられてしまう食べ物」それは食品ロスと同時に大切に食材を育ててきた生産者、素材の味を引き立てるために精魂込めて調理した作り手の思いもロスにつながると考えています。私たちは責任ある食の生産と消費が行われる社会に貢献していきます。

CASE STUDY 02 土地に愛され、人に
愛される
地産地消の料理

地産地消への取り組み

私たちが運営するレストランはひとつとして同じ形態はなく、その土地、地域に愛されるレストランを目指しています。そのために店舗作りはもちろんのこと、その地域で生産されたものを、その地域で消費するという”地産地消”に積極的に取り組んでいます。

地域活性化と街作り

作り手が拘る上で、素材の新鮮さは大切な要素のひとつです。また鮮度が高い食品は栄養価も高く、生きるための食事としても欠かせないものです。同時に生産者と消費者が近いことで地域の経済が循環し、街作りにも貢献することができます。私たちはそのひとつひとつに経緯と感謝を込めて、ストーリーを描きながらお客様と真摯に向き合っています。美味しい食事と地域活性化。この両面を持つ”地産地消”のレストランを目指しています。

CASE STUDY 03 食べることへの「興味」と
「関心」を刺激する、
食を通した感動体験

成長を祝うだけではなく
心を育む学びの場へ

近年ではSNS等の流行により、お子様の記念日を華やかに祝うというイベントが増えています。
私たちは晴れの日を演出するだけでなく、お子様の成長に合わせて食に対する道徳的な成長の機会にもなればと考えています。

食や遊びを通した
“感動体験”を

レストランでは専用の「キッズバースデープラン」を販売し、「スマッシュケーキ」から「フルコース」までお子様の年代に合わせてシェフが考案した特別メニューをご用意するなど、食への興味を刺激する様々な演出を提供しています。
また規格外などの理由で廃棄される野菜をリユースした「お野菜クレヨン」を使用した塗り絵など、お子様が自然に食に対する学びが得られる機会になればと考えています。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS SDGsへの貢献

ポジティブドリームパーソンズではこの取り組みを通して主にSDGsの目標4、11、12の達成に貢献していくと共に、SDGsが目指す持続可能な社会の実現に貢献していきます。